プロ意識

こんにちは、ホンマチ店の伊藤です いよいよ8月に突入しましたね。

暑さもこれからが本番でしょうか。

こまめな水分補給、部屋ではエアコンや扇風機を使って夏を上手に乗り切っていきましょう。

 

さて早いもので私も薬剤師として3年目に入りました。

今回は私が思う【プロ意識】について・・・

薬学生の頃に考えていた【プロ意識】としみず薬局に勤めて考える【プロ意識】で大きく変わったことがあります。

恥ずかしながら学生の頃の私は技術や知識を重要視していました。

そのころは学問が一番だったわけです。

もちろん技術の向上や日々新たに増える情報に目を向け、学ぶことが大切であるのは言うまでもありませんし、生涯続けていくことだと思っています。

ですが、実際に薬を使う患者様側の気持ちに寄り添っていなければ何の意味にもならないのだと気づきました。

今日の体調はどうかな?薬はうまく飲めているかな?と思いながら今はお話ししています。

患者様のなかには気持ちを伝えるのが苦手な方もいます。

こちらからの一方通行な会話にならないように出来る限り傾聴の姿勢を大切にしています。

傾聴の姿勢でお話しするうちに、自宅での血圧の状態や、薬の管理の仕方などを教えて下さる方が増えました。

そのため患者さんの生活背景をつかみやすくなりその人毎に合わせたアドバイスをすることができるようになりました。

例えば会話から飲みづらそうな方に一包化(一回ごとの飲む薬を袋詰めにしたもの)を勧めて、状態が改善しただけではなく、「飲みやすくなったよ!」とひとことをいただいたこともあります。

私なりに患者様にとって薬局での滞在時間が少しでも気持ちの良いものであるよう、何を求めているのかを考えるようにしています。

一緒に働く職員のさりげない心遣いや丁寧な接客、元気な挨拶など、学ぶところがまだまだたくさんあります。

協力することでより患者様の満足につながると思っています。

学びの姿勢をこれからも大切に患者様に寄り添い、向き合っていきます。

 

次は本店の高橋先生です。よろしくお願いします。