「思いをペンにこめて」

皆さんこんにちは。

しみず薬局の頼れるお兄さん…身に余る紹介、ありがとうございます。 湯来店の辻です。

長かった冬が終わり、新緑が眼にまぶしい季節となりました。

 

畑仕事の合間を縫って、湯来店には日々、多くの高齢の患者さんが足を運んでくださいます。

その中にはお薬が変更になったり、いつものお薬に加えて風邪薬が処方されたり、「今日はいつも以上にお薬のことを理解して帰っていただきたいな」と思う場面が多々あります。

その際に心がけていること。穏やかな言葉遣いや分かりやすい表現はもちろんですが、私がこだわっているのは、「書く」ことです。

お薬の説明書きやお薬を入れる袋に、太い油性ペンで効能や飲み方・注意点を躊躇なく「書く」のです。

 

調べ物にとても便利なスマートフォンやパソコンが普及したとはいえ、全ての方が思い通りに使いこなせているわけではありませんし、体調が悪い時であればなおのこと、誰かに頼りたくなるのが人の常。

そんな時に「これを見れば分かる」「これがあれば安心」という一手間を加えることが、私にとってのこだわり、思いの表現です。

もちろん形に残ることですから、間違ったことは書けませんし、誤解を生んだり不安にさせたりするようなことも書いてはいけません。

知識の拡充に加えて相手の求めていること、思っていることを日々感じ、学ばないといけないということを肝に銘じています。

 

次回は、いつも丁寧で真摯な対応が印象的な本店の絹川さんです。よろしくお願いいたします。